園の概要
こまがた幼稚園のある駒形町には、JR両毛線 駒形駅、北関東高速道路 駒形ICなどがあり、昔から交通の要衝でした。前橋市の南東に位置し、伊勢崎市、佐波郡玉村町とも接した町です。そのため、3つの地域の子ども達が通園する、にぎやかな幼稚園です。
保育の形態は、かなり自由。のびのびとした子どもたちの歓声に引かれこの園を選んで入園させたお母さんたちもたくさんいます。
姉妹園に、駒形こども園(旧駒形保育園)があります。園のすぐ裏側を高速道路が走り、その脇に歩行者専用の緑道が走っています。その道を通り、旧町民グランドや駒形神社などに散歩に行きます。
平成29年度からは、前年度3月に完成した新園舎で、幼保連携型認定こども園として0歳児~6歳児の子ども達との生活を送っています。


基本方針「からだ まるまる 心 まるまる」について
昭和30年、地域の要請をうけ、創設者 根岸輝夫が自宅を改装し幼稚園を設立。その時に主任をお願いした飯島先生の「体も心も丸々と元気に」の話を受け、初代園長 根岸輝夫が園教育の基本方針としました。
「健全な肉体に健全な精神が宿る」の幼児版と言えるものであり、同窓生が丈夫なからだと豊かな心を持つことへの祈念が込められています。
園歌の歌詞にも象徴されるように、健康的な生活、特に食事や戸外での体を動かす遊びを大切にしながら、たくましい心身を培うことを目指します。

昭和30(1955)年 4月 | 園 開設 |
昭和30年6月29日 | 群馬県知事認可 名称を「若駒幼稚園」 定員60名とする この間駒形小学校内では幼児学級「駒形幼稚園」が並立しのちに廃園 |
昭和38年4月 | 上記駒形幼稚園の廃園を受け、当園の名称を「駒形幼稚園」に改称 |
昭和41年10月 | 園舎落成 2教室 定員80名となる(改装した園長自宅と新園舎の併設時代) |
昭和46年9月 | 園舎増築 1教室 定員120名となる |
昭和49(1974)年 3月12日 | 学校法人駒形学園知事認可 学校法人による第二駒形幼稚園を設立 定員80名 2教室+ホール |
昭和51年12月 | 学校法人駒形学園 第二駒形幼稚園2階に園舎増築 定員200名 5教室+ホール+職員室となる |
昭和52年4月 | 旧駒形幼稚園を吸収し、学校法人駒形学園 駒形幼稚園に改称 |
昭和52年12月 | 園歌制定(根岸輝夫作詞・矢嶋八郎作曲) |
(昭和55年4月) | (旧園舎を改装増築し 社会福祉法人若駒会 駒形保育園 開設) |
昭和57年9月 | 園舎増築(2教室増築) |
昭和57年3月 | ツルツルお山購入 |
昭和60年3月 | 園旗制定 記念碑の建立 |
昭和61年4月 | 定員280名となる |
昭和62年4月 | 園長 根岸輝夫退任 根岸保就任 園舎増築(南2教室増築) |
平成4年6月 | プール棟完成、飼育小屋完成 |
平成8年4月 | 預かり保育実施 |
平成8年6月 | 子育て支援事業開始 |
平成11年9月 | 預かり保育・子育て支援室完成 |
平成12年4月 | 満3歳児の受け入れ開始 |
平成17年 | 駒形保育園分園(2教室分)を誘致・開設 |
平成17(2005)年 3月 | 創立50周年記念式典の実施と記念誌発行 |
平成18年 | 定員200名となる(分園による面積減少) |
平成27年4月 | 駒形幼稚園 認定こども園(幼稚園型認定こども園)への移行開始 |
平成27年12月 | 園舎新築移動(区画整理を兼ねる)のため仮設園舎完成(1年半利用) |
平成28年2月 | 旧園舎解体 |
平成28年9月 | 幼保連携型認定こども園に向けた新園舎建築工事開始 |
平成29年2月末 | 園舎完成 定員 0歳10名 1歳 11名 2歳11名 満3歳12名 3歳57名 4歳57名 5歳57名 計215名 |
平成29(2017)年 4月 | 幼保連携型認定こども園認可(駒形保育園分園 廃止) 園名を「駒形幼稚園」から「こまがた幼稚園」に改称 |
平成30年7月 | 子育て支援棟、プール棟、プレハブ物置の移築完了 |
平成30年 | 移転に伴う保護者駐車場と畑の整備 |
平成31年3月 | 子育て支援室・屋内プールの移設・外構等の整備 |
令和6年8月 | 保護者駐車場アスファルト舗装工事 |
園の特色
楽しい幼稚園
本園は、「からだまるまる 心まるまる」を基本方針に、子ども・保護者・保育者みんなが楽しい幼稚園を目指しています。
子どもが楽しいこと
子どもたちは「楽しい体験」を通して成長します。
楽しいからこそ熱中し、意欲が伴い、失敗しても諦めずにたくさん挑戦します。子どもたちの集中力や主体性を育む根幹として、楽しさややってみたさ、達成した喜びの伴う体験を重視していきます。
保護者が楽しいこと
日々の子どもたちの様子や変化をご家庭へ適切に伝えることはもちろん、子どもたちの成長を一緒に喜び、個性を見つけ認めながら成長を支えていきたいと考えています。
また、お子さんの成長に関する不安や悩み事にも力になれるよう、ご要望に応じて発達の専門家との情報交換や面談も設定することができます。共に考える中で、前向きな気持ちで生活を送れるよう、園としても応援していきます。
保育者が楽しいこと
本園では、保育者自身も楽しく保育業務に携われることを目指しています。保育者にとっての楽しさは、保育環境の明るさを作り出し、子どもたちや保護者の安心感にもつながるものであると考えています。
そのために、それぞれの保育者が個性や強みを発揮した保育活動を計画し、子どもたちと一緒に楽しさを作り出していきます。
のびのびと遊ぶ
春は季節のお花を使った色水づくりやおままごと、夏は園庭で思い切り水遊び、秋は木の実や落ち葉遊び、冬は園庭で発表会ごっこなど、季節や行事に応じた遊びを展開します。
遊びの共有は、自他の尊重でもあります。子どもたちのアイデアを大切にしながら、楽しい時間を過ごします。






園庭の環境設定
園庭には巧技台やアスレチックを設置し、子どもたちが創造的な遊びやたくさんの挑戦ができるよう環境設定しています。
大型滑り台やジャングルジムにはボルダリング板を組み合わせており、ダイナミックに遊べます。







アスレチックやボルダリングは危険じゃないの?
怪我が心配…。

難しい遊具にチャレンジするかどうか決めること自体も、子どもたちの力であると考えています。
たくさんの挑戦の中で、怪我をしてしまうことも少なからずあります。小さな怪我も一つのきっかけとしながら、子どもたちに「次はどうしたらいいか」を投げかける中で、怪我をしない遊び方を学ぶことを目指しています。
保育時間
1号認定児 | 9:15~14:15 | |
2号認定児 | 短時間 8:15~16:15 | 標準時間 7:15~18:45(延長を含む) |
3号認定児 | 短時間 8:15~16:15 | 標準時間 7:15~18:45(延長を含む) |
1号園児の場合、新2号認定を取得すると預かり保育に関する行政補助が受けられます。(こまがた幼稚園では、2号短時間認定と同等の扱いとなります)
園児・職員数
令和7年度 園児数(R7年9月現在)
学年 | クラス数 | 園児数 |
---|---|---|
5歳児 | 2 | 58 |
4歳児 | 2 | 50 |
3歳児 | 2 | 50 |
以上児計 | 6 | 158 |
2歳・満3歳児 | 2 | 34 |
1歳児 | 2 | 25 |
0歳児 | 2 | 11 |
未満児計 | 6 | 62 |
合計 | 12 | 220 |
職員数
クラス担当 | 以上児 12名 / 未満児 19名 / フリー2名 |
---|---|
給食室 | 5名(栄養士・調理補助) |
その他職員 | 子育て支援 / 早朝・長時間担当 / 特別支援 園長 / 副園長 / 看護 / 事務・運転手 / 用務 等 |
職員合計 | 48名(産休・育休中職員含む) |
所在地
幼保連携型認定こども園
学校法人 駒形学園 こまがた幼稚園
〒379-2122 群馬県前橋市駒形町807-1
TEL:027-266-2335 / FAX:027-266-6167
園舎周辺の見取り図

駐車場付近について、園関係者の方へは出入口指定に伴う一方通行にご協力いただいています。
ただし一般車はこの限りではありませんので、お気を付けて通行してください。
姉妹施設
駒形こども園
駒形町の認定こども園です。こまがた幼稚園から徒歩4分ほど。
旧駒形保育園です。
こまがた児童クラブ
駒形小学校敷地内にて、学童クラブを開設しています。
駒形デイサービス輝
高齢者向けのデイサービス事業所です。こまがた幼稚園から徒歩5分ほど。